こんにちわ!!健心整骨院の緒方です!!
今回も、前回、前々回に引き続き症状ブログを書きたいと思います。
第三弾は「野球肩」「野球肘」です!!
今、多くの少年野球の子供たちを悩ませている症状です!!
昔に比べると多く見かけるようになりました!!
では、なぜ多く見かけるようになったのか??
「野球肩」「野球肘」とは
一体、何なのか?
それを一緒に紐解いていきましょう!!
🔴野球肩
野球肩とは、投球動作に関連して発症する肩の障害の全体的な名前です。肩を使いすぎることによって起こることが多いとされています。
主な原因は、簡単に言うと肩関節を作っている腱や筋肉などが、ものを投げる動作によって障害を受けることを原因として起きます。
野球肩にはさまざまな痛みが含まれますが、成長期にあるお子さん特有の痛みとして、リトルリーグショルダーと呼ばれるものがあります。
この痛みは、腕を伸ばす動作に関係する上腕骨の成長軟骨が、投球動作によって損傷されることが原因で起きます。
また、大人になってから起きやすい痛みとして関節唇損傷があります。関節唇損傷は、肩周りの腱や筋肉、靭帯などが損傷を受けることで起きます。
その他にも野球肩に含まれる痛みとして、インピジメント症候群があります。
肩関節には回旋腱板と呼ばれる腱がありますが、この腱は肩関節の安定性を保つのに重要なものです。
しかし、投球動作を繰り返すことによって、腱板が骨にはさまれ・こすれて炎症が起きると野球肩の痛みが出現します。
使い過ぎが多くの原因に繋がることは間違いないのですが、近年「投球数制限」など子供の発育の為、怪我防止のために、
様々な団体で色々なルールを作っているので、少しずつ改善傾向が見られます。。
では、なぜ!?
それは、身体の硬さ(筋肉、関節、肩甲骨)が考えられます。
大人に比べると、子供は身体が柔らかいイメージですが、生活環境の変化により、
年々子供たちの身体の柔軟性の低下が多く見られるようになりました。
その中でも今回は「肩甲骨」に目を向けていきましょう!!
肩甲骨は、背中の上部にある大きな骨です。
左右に羽のようについていて、腕の上げ下げや腕を回すといった腕の運動とほぼ連動し、
その自由な動きをサポートする役割があります。
肩甲骨は体幹(胴体)とは直接つながっておらず、鎖骨でのみつながって、宙に浮いているような状態です。
宙に浮いている分、動きが自由です。
これが硬くなり動きが自由でなくなると、
肩に負担がかかり痛くなるというのは当たり前のようにわかりますよね。。
だから肩甲骨の柔軟性はとっても大事!!
怪我予防にはもちろんの事、パフォーマンスUPにも繋がります!!
●投球の時の肩甲骨の動きを知る!!
引用元:teamLab Body-3D Motion Human Anatomyより引用改変
投球の時、肩甲骨は「上方回旋、後傾、外旋」といった3軸の動きが起きます。
肩甲骨が正しく動くことは、野球選手、特に投手にとって成功するための必須条件です。
肩甲骨の運動異常がおこると投球フォーム不良の原因となります。
●肘が下がる
●しなり不足・手投げ
もう一つ肩甲骨が下がってしまっていて肩に負担がかかる、という事例もよくあります。
なぜ?肩甲骨は下がるのでしょうか!?
先程言ったように肩甲骨は宙に浮いています。
なので、筋肉の影響をすごく受けやすいです。
野球は背部側の筋肉が大事!!
試合後に筋肉痛になるのも全部背部側の筋肉で腹部側の筋肉はなりません。
そのくらい背部の筋肉を使います。
ですが、特に投手で手投げをする選手はどうしても腕の後面の筋肉(上腕三頭筋)などが
発達してしまい肩甲骨を下に引っ張ります。
ゆえに肩甲骨が下に下がってしまいます。
正常な位置に戻したいのならまた逆方向の筋肉を鍛えてあげる必要があります。
上記の画像の菱形筋と肩甲挙筋という筋肉です。
菱形筋は、左右の肩甲骨を背骨へ寄せて「胸を張る」ための筋肉です。
肩甲挙筋は 、肩甲骨を上方へと引く作用があります。
これらの筋肉は、外から見えるマッチョの筋肉ではないので、負荷をかけてするトレーニングより、
回数を多く重ねてしっかりと動かすことにより鍛える筋肉になりますので、ご注意ください!!
身体の少しの変化で、痛みを伴うこともあります。
逆を言えば、少しの変化ですごく身体が動きやすくなることもあります!!
しっかりと筋肉を学んでトレーニングやスポーツに励みましょう!!
どんな些細な事も健心整骨院に気軽にご相談ください!!
🔴野球肘
野球肘とは、投球動作を繰り返すことで引き起こされる肘の障害を指します。
ひとつの痛みを指す名称ではなく、離断性骨軟骨炎や骨端軟骨損傷、靭帯損傷、
さらには進行してしまった場合の変形性関節症など複数の痛みをまとめて「野球肘」と呼びます。
野球肘は、成長期にある子どもに起こることも多く、肘の障害としても代表的な痛みの原因のひとつといえます。
野球肘を発症すると、長期間にわたり肘を休ませることが必要になる場合もあるため、予防的な観点も重要です。
野球肩同様に使い過ぎというのが一番多くの原因になりますが、
その次に多いのが、「筋肉の硬さ」です。
身体の成長に筋肉の伸縮性が伴わず、肘に負担がかかることが、
成長期の子供には多く見られます!!
「子供だから」とケアを怠らず、
周りの大人や、指導者が気をつけることは子供の未来にとって
すごく大切なことになります!!
一緒に学びましょう!!
肘に負担がかかるのは、
上記の画像の左◯から4番目と6番目になります。
4番目の際には
遠心力で「牽引力」が働きその際に、上記の筋肉たちが上手く伸縮しないと、
引っ付いている骨に負荷がかかり痛みを伴いだす場合があります。
続いて6番目の際には
肘が伸びた時の「圧迫力」が働き、
骨と骨がぶつかり痛みを伴いだす場合があります。
この時はフォームの改善などが必要な場合がありますが、
手首や、前腕の筋肉が柔らかいと予防に繋がります!!
体中には640個の筋肉があり、 その筋肉が206個の骨にくっつき、伸びたり縮んだりすることで体は動きます。
様々な動きで必要な筋肉が違いますので、しっかりと必要な筋肉を理解して、
怪我を予防したり、パフォーマンスUPにつなげましょう!!
どうしても防げない怪我はありますが、防げる怪我がほとんどです。
子供の明日を守るためにしっかりと学び、教え、楽しくスポーツをさせてあげる
環境を周りの大人たちでサポートしてあげましょう!!
まずは知ろうとすることが大事です!!
「子供だから自然と治るだろう」とか「子供は怪我をしにくい」などと
大人の勝手な思い込みで判断を狂わさずに
しっかりと子供や自分自身のカラダと向き合ってください!!
そのきっかけにこのブログがなれればと思い書きました!!
そこまで詳しくは書いていませんので、もしまだまだ気になったり、自分自身で判断できない場合は
一度健心整骨院に足を運んでみてください!!
どんな些細なことでも相談に乗らせて頂きます!!
お待ちしております!!
健心整骨院|福岡県田川市の整骨院 (kenshin-seikotsuin.jp)
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