Blog記事一覧 > 4月, 2023 - 健心整骨院の記事一覧
こんにちは!田川市の健心整骨院の緒方です!!
最近は運動をしている子供たちや保護者の間で、
「オスグッド」という言葉はよく耳にすると思います。
それと「シーバー病」
これは病名自体はあまり耳にはしませんが、
「かかとが痛い」という声はよく聞くと思います。
それが「シーバー病」の症状です。
果たしてこれらすべてが子供の成長には仕方ない「成長痛」という言葉一つで
片付けてしまっていいものなのか!?
僕が子供の頃はあまり聞くことが無かったこれらの症状について
書いていきたいと思います。
◯成長痛とは……
成長痛は2歳~14歳に発症し、その中でも3~5歳の幼児に最も多い傾向にあります。
痛みの出る場所は膝から足にかけて多く時間は夕方から夜中にかけて多いのが特徴です。
原因はまだはっきりとは分かっていません。
●成長痛(痛みの特徴)
・痛みの感じ方は様々で、泣くほど痛いこともある。
・痛みのある場所を撫でてあげたり、抱っこしたりしてあげると、
徐々に痛みは軽減し、翌朝はケロッとしていることもある。
・夕方から夜中にかけて膝周囲の痛みを訴える。
・痛みは不定期で突発的に出る。
・3歳くらいから小学校低学年の小児によく発症する。
・保育園や幼稚園、小学校などの生活で困ったりは少ない。
●判断の仕方
通常、成長痛には腫脹・圧痛・関節の運動制限などはあまり見かけません。
もしこのような異常がある場合は、外傷など他の原因を疑う必要性があります。
レントゲンでの異常もみられません。
よく成長痛と似ている症状で、
膝の「オスグッド病」かかとの「シーバー病」などが挙げられますが、
このようなものは一般的には「成長痛」として分類されがちですが、
細かく言うと成長痛ではなく「スポーツ障害」と言えます。
※オスグッド病
オスグッド病とは、脛骨粗面と呼ばれる膝の皿の下にある場所が、
飛び出してくることで痛みが出てきます。
赤く腫れたり、熱を持ったりすることもあり、スポーツをしている間に症状がでやすい特徴があります。
成長する時期の少年少女に起こりやすいスポーツ障害の1つで、サッカー、陸上、バスケットボール、バレーボール等の、
ジャンプや、ボールを蹴ったりする動きをするスポーツでよく発症します。
小学校高学年~中学生(10歳~15歳頃)に発症することが多く、
ここの年齢層が成長痛とは異なってきます。
それと女の子よりも男の子に多くみられる傾向にあります。
一般的には成長期が過ぎると自然とよくなる病気で、痛みがなくなればスポーツを再開することも可能です。
ここの「成長期が過ぎると自然とよくなる病気」という解釈で、
(成長痛)と認識する人が増えている傾向が強いです!!
原因としては、膝を伸ばす力を繰り返すによって脛骨粗面が引っ張られて、
成長する時期の骨にある軟骨(成長軟骨部)が剥がれることで痛みが出ます。
膝の曲げ伸ばしは太もも前面の筋肉(大腿四頭筋)を使っており、この筋肉は膝の皿に付着する腱を介して脛骨粗面を引っ張ります。
そのため、ジャンプやボールを蹴るスポーツによる膝の屈伸で脛骨粗面に大きな負荷がかかると、
軟らかい成長軟骨部が剥がれて、痛みや骨の隆起がみられるようになります。
予防としては、大腿四頭筋の柔軟性を出してあげることが重要になってきます。
今現在の子供たちは、テーブルでの生活が多く正座をする機会が少ないとか、
洋式トイレで和式トイレを使わないなど、
日常生活で自然と行う大腿四頭筋のストレッチが減ったことも要因にあると僕は思っています。
なので、スポーツを行う前後で意識的にストレッチを行うことが重要になってきます。
子供のスポーツ障害の原因はやはり身体(筋肉)の硬さが関係してきます!!
※シーバー病(踵骨骨端症)
シーバー病(踵骨骨端症)は10歳前後の男の子に多くみられる症状で、
かかとが軽く腫れたり、押したら痛い、歩くと痛いというのがその症状になります。
激しい運動をした後に症状が出ることがあり、かかとが痛むため、
つま先で歩くこともあります。その影響でふくらはぎが痛くなったり、
歩き方が悪くなったりと色んな影響もたらすこともあるので、
早めの対処が必要となってきます。
成長時期の子どもは大人に比べるとかかとの骨の端っこが弱いです。(アキレス腱がくっついているところ)
運動などで負荷がかかって、そこにアキレス腱の引っぱる力が長く加わることで、
かかとの骨に血が流れにくくなるなどの症状が起こり、骨軟骨炎を発症するのがこの病気です。
最悪の場合、かかとの骨の端っこが壊死(えし)したりするケースもあります。
まずは第一に安静です。激しい運動はやめて様子をみます。
痛みが強く続く時には、歩くことで負荷がかからないようにするため、
松葉杖などを使います。
または、靴の中に衝撃を吸収してくれるようなインソール(中敷き)を使用します。
経過は数年と長いことが多いですが、治った後の状態は比較的に良好です。
このように単純に成長痛と決めつけずに、
子供の痛みの度合いを常に確認してあげて、
指導者や保護者の方が、子供たちを観察することが大切になってきます。
今は昔に比べると休ませやすくなったりと指導者の考え方も変わってきてます。
周りの方などに相談して大人全員で子供たちを守っていきましょう!!
こんにちは、健心整骨院の阿部です( `ー´)ノ
皆さん、桜🌸は見られましたか⁉
今年は天気も良くて、花見をする方が多かったんじゃないですかね♪
自分は行ってませんが💦
でも通勤途中に桜🌸の木があるので、運転中に眺めてました♪
やっぱり桜🌸はきれいですね(^^)
さて、今回の阿部ブログですが、当院の患者様も多く症状が見られる『脊柱管狭窄症』についてです。
みなさん、足腰の痛みやしびれで立っているのがつらい、長い距離が歩けない
家事が思うようにできない、外出するのがおっくう、など
何をしていても痛みが気になり、気持ちまで暗くなる… そのように話されます。
当院の施術では、痛みやしびれの根本的な原因にアプローチをして、症状を改善していく方法です。
決して、その場しのぎで症状を軽減させるような対処療法ではありません。
では原因・症状を見ていきましょう。
腰部脊柱管狭窄症とは?
脊柱とは背骨のことをいいます。
背骨は人間の体を支えている骨ですが、ひとつの骨がまっすぐに伸びているわけではありません。
積み木のようにいくつもの骨が積み重なってできています。
一つひとつの骨を椎骨椎体といい、椎骨と椎骨の間には「椎間板」と呼ばれる弾力性のある軟骨組織があります。
この椎間板は、衝撃を和らげるクッションのような役割を果たしています。
脊柱管の中には脊髄が通っており、この脊柱管が狭くなり、中を通る神経が圧迫され、様々な症状が出る病気です。
腰部脊柱管狭窄症の原因
脊柱管狭窄症が発生する原因のほとんどは、『腰椎のねじれ』にあります。
『ねじれ』とは文字通り、腰椎がねじれている、『回旋している状態』です。
腰椎のねじれは、筋肉を引っ張り、腰の筋肉を硬くしてしまいます。
腰椎のねじれが脊柱管を狭め、神経を圧迫し、坐骨神経の症状を引き起こしているのです。
当院では、ねじれを触診で行います。
背骨を両手の中指で挟んで、上からしたへビューっとなぞっていきます。
すると、腰椎のあたりで背骨がぐっと右か左にカーブしているのがわかります。
ところが、背骨というのは構造上、前後にずれることがあっても、横にはスライドしないものなのです。
それなのになぜ、右や左にずれているのでしょう(・・?
答えは、『ねじれ』です。
ねじれといっても30度も、40度も回旋しているのではなく、10度にも満たない、ほんの少しのねじれです。
しかし、このねじれは、レントゲンに撮っても移りません。
レントゲンで主に診るのは、椎骨と椎骨の隙間や前後のずれです。
ねじれまでは調べませんから、骨に異常が無ければ、それで終了ということが多いですね。
『病院で調べて異常がないのに、痛みが出るという人のほとんどは、触診すると腰椎のねじれがある』のがわかります。
腰部脊柱管狭窄症の症状
狭窄症の代表的な症状に「間欠性跛行」があります。
間欠性跛行とは、歩き始めると足にしびれが出て歩行が困難になりますが
座ったり腰をかがめたりして、しばらく休むとまた歩けるようになるという症状です。
実は、脊柱管狭窄症は、腰を伸ばし反り返ると脊柱管が狭くなり、神経が圧迫されてつらいのですが
前かがみになると脊柱管は広くなり、つらい症状も緩和します。
ですから、まっすぐ腰を伸ばして歩くと少ししか歩けないのに、自転車に乗ったり、
カートを押して前かがみになって歩いたりすると症状が軽くなり、ラクになるのです。
症状が進行すると、足が麻痺して力が入らなくなったり、しびれが酷くなったり
冷感などの感覚異常、排尿障害などの症状が現れてきます。
ねじれだらけの日常生活が痛みの発症につながる(これめちゃくちゃ大事です❢)
『体をねじる』と聞くと、ゴルフで思いっきりスイングするような、そんな大きなねじれの動作を想像して
「日常生活では、そんなに体をねじることなんてないでしょ?」などと思っていませんか?
それは間違いです。
ゴルフのスイングは、腰椎をねじる動作ではなく、肩甲骨、胸椎と股関節を使って体をねじる動作です。
よほどへたな動きをしない限り、腰椎はほとんど動かないとされます。
立った姿勢で体をねじる時も同じです。
腰椎をねじる動きは、座っていることが原因で起こる場合が圧倒的に多いのです。
たとえばテレビを見ているとき。
テレビ画面に向かって真正面に座って見ていますか(・・?
たいていは斜めからとか、横からとか、体をねじってテレビを見ているのではないでしょうか?
【首だけをねじっている分にはまだいいのですが、上半身と下半身の向きが違うのが問題です】
食事、デスクワークなどで、少し体をねじる動作は、日常生活のなかにいっぱいあります。
そのような動作の積み重ねで、徐々に腰椎がねじれていくのです。
長時間、座っていることも、腰椎に負担をかけています。
椅子ではなく畳に座る時間が長い生活なら、正座ではなく、いわゆる横座りになっていませんか?
椅子に座る生活でも、お尻を前に滑らせて浅く座り、背中を背もたれに預けている姿勢は、椎間板に負担がかかります。
腰椎をねじる動きは、日常生活のなかにいっぱいあります。
当院の患者様で、脊柱管狭窄症によって歩行が乱れて、常に痺れがある方がいらっしゃいました。
状態的にはかなりひどく、誰から見ても正常な歩行ではありません。
しかし、その方はとても治したいという意志が強く、当院での治療はもちろんですが
毎日、朝晩の健心式ねじれ解消ストレッチを欠かさず行って、脊柱管狭窄症を克服しました。
現在、脊柱管狭窄症の痛み・痺れなどで困っている方がおられましたら
ぜひ、当院へお越し下さい❢ヽ(^o^)丿 一緒に頑張りましょう❢