スポーツ外傷に負けない!RICE処置の方法とは?
こんにちわ!久次です。今日はスポーツで急性ケガの治療について少し。
自分で経験したスポーツ障害は、肩の脱臼、足首の捻挫、肉離れぐらいですが・・
スポーツ中に起こりやすい肉離れ・打撲・捻挫などの急性外傷。(>_<)
いざというとき、自分や一緒にスポーツをされる方のために
正しい対処法を身につけておくと安心です。(≧▽≦)
そこで、ケガの応急処置方法である「RICE処置」を紹介します。
RICE処置を適切に行うことで、痛みや腫れを軽減できます。(*^▽^*)
スポーツ外傷が起きた場合は、早期にRICE処置を行うことが重要です。
RICE処置とは・・
Rest(安静)、Icing(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)
の4つの処置の頭文字から名付けられた方法です。RICE処置を行うことで、
内出血や腫れ、痛みを抑え、損傷部位の回復を早めることができます。(*^▽^*)
RICE処置の方法は以下の通りです。
●Rest(安静): 損傷部位に負担をかけないように安静にします。
動かすと痛みや腫れが悪化する可能性があります。
損傷部位を固定するためにスプリントや松葉杖などを使用することもあります。
●Icing(冷却): 損傷部位に氷嚢や冷却ジェルなどを当てて冷やします
。冷却することで血管が収縮し、内出血や炎症を抑えることができます。
15分から20分程度冷やして、1時間から2時間おきに繰り返します。
直接肌に当てると凍傷の恐れがあるので、タオルなどで間に挟みます。
●Compression(圧迫): 損傷部位に包帯やサポーターなどで適度な圧迫をかけます。
圧迫することで血流を抑え、内出血や腫れを防ぐことができます。ただし、
あまり強く圧迫すると血行障害を起こす可能性があるので注意が必要です。
指先や足先が冷たくなったり青くなったりしたら、圧迫が強すぎるサインです。
●Elevation(挙上): 損傷部位を心臓より高い位置に挙上します。
挙上することで重力によって血液やリンパ液の流れを促し、内出血や腫れを減らすことができます。
クッションや枕などを使って損傷部位を高く保ちます。
以上のRICE処置は、スポーツ外傷が起きてから48時間から72時間(2日間から3日間)は「急性期」と呼ばれ、炎症を抑えることが優先されるために行います。
◯予防法 スポーツ外傷は適切なウォーミングアップやストレッチング、筋力とレーニングなどで予防することが出来ます。(^O^)
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ウォーミングアップ スポーツを始める前に、全身の筋肉や関節を温めて柔らかくすることで、ケガのリスクを低減します。ウォーミングアップは軽い有酸素運動(ジョギングなど)やダイナミックストレッチ(関節を動かしながら筋肉を伸ばす運動)などが効果的です。
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ストレッチ スポーツの前後に主につかう筋肉や関節を伸ばして柔軟性を高めることで、ケガのリスクを低減します。
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筋力トレーニング スポーツに必要な筋力や持久力を鍛えることで、ケガのリスクを低減します。筋力トレーニングは、自重トレーニング(腕立て伏せやスクワットなど)やウエイトトレーニング(ダンベルやバーベルなど)などが効果的です。
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フォームや姿勢の改善 スポーツに適したフォームや姿勢を身に着けることで、身体に無理な負担をかけずに効率的に動くことが出来ます。フォームや姿勢の改善はコーチやトレーナーなどの専門家の指導や、ビデオや鏡などで自分の動きを確認することが効果的です。