変形性膝関節症
こんにちわ、久次です。
今日は最近CMでもよく聞く変形性膝関節症の話を少し
自分の母親も膝が痛く、変形性膝関節症の疑いが・・
歳をとると、膝の痛みの悩みを持っている方も多いようですね。((+_+))
変形性膝関節症とは・・
正常の膝関節の表面は軟骨で覆われています。
変形性膝関節症は、加齢や肥満またO脚などの脚の変形が原因で関節の軟骨がすり減ります。
その軟骨の破片が関節液を作る滑膜かつまくを刺激して関節炎を起こします。
関節炎では膝を曲げ伸ばししたときに痛みがでたり、関節内に水がたまったりします。
さらに軟骨がすり減ると、骨と骨が直接ぶつかりあうため歩くと強い痛みを生じたり、
骨が変性して骨のトゲが出来たりするため膝がどんどん曲がりにくくなります。
50歳~80歳くらいの年代に多い。
このように変形性膝関節症では、軟骨の摩耗や関節の変形のため膝関節の痛みや機能低下を生じ、
日常生活動作に影響がでます。(-_-;)
・変形性膝関節症になりやすい人
どんな症状があるのか
〇立ち上がり、歩き出しの痛み
机や手すりがないとゆっくりしか立てない、そっとしか歩き出せない。
〇階段昇降時の痛み
手すりで1段ずつ、後ろ向きに降りる。最悪、上り下りできません。
〇熱感、腫脹
関節炎の症状で膝にお水がたまる、炎症性の熱感、時に安静時でも痛みを伴います。
〇曲げ伸ばしの制限
軟骨のみならず、骨まで削り取られてくると、膝の完全な曲げ伸ばしができなくなります。
〇膝崩れ
歩いているときに膝がカクっとおれたり、足が地面に引っかかることがあります。
〇夜間痛
寝返り時などで、膝をねじるために起こります。
・変形性ひざ関節症の進行度と症状
どうやって治療するの?
●症状が軽い場合
・保存療法(運動療法)
ひざ周りの筋肉をほぐし、強くする体操には、初期には高い効果があるのですすめられます。
また膝サポーターや外側楔状足底板を一外出時中心に装着します。
下記の3つの体操が効果的です。
膝の痛みを解消!変形性膝関節症に効果のある運動
●症状が重く、進行している場合
痛みのために歩行が大変など日常生活の制限が強い場合には、手術が必要です。
手術は、変形した足の向きを戻すことで傷んだ部分の負担が減る骨切り術と、
部分的に傷んだ部分のみを取り換える単顆関節置換術、
全部を置換する全人工膝関節置換術があります。
それぞれにメリット、ディメリットがあるので、
変形の程度と特徴によって、最適な方法を選ぶ必要があります。
出来るだけ、手術の治療は避けたいものです!
膝の痛みを感じたら、保存療法で治療が出来るように、
早めの診断と治療をおおすすめします!(*^▽^*)