LINE
Web予約
TEL

すねの痛み(シンスプリント) | 田川市 健心整骨院

田川市 健心整骨院

田川市 健心整骨院

田川市 健心整骨院

Blog記事一覧 > 未分類 > すねの痛み(シンスプリント)

すねの痛み(シンスプリント)

2022.09.01 | Category: 未分類

こんにちわ!久次です。

今回はすねの痛み(シンスプリント)少し話します。

私も遠い昔の高校生の時(陸上部の短期距離)にすね(脛骨の内側)の痛みを感じ、

シンスプリントになり脚を傷めた経験があります。

自分の足は偏平足ぎみで、脚のアーチでうまくショックを吸収できようでした。

〇シンスプリントとは・・

脛骨(けいこつ)内側の下側3分の1あたりの骨膜が炎症を起こす怪我のことです。

脛骨過労性骨膜炎(けいこつかろうせいこつまくえん)と呼ばれます。

急発進や急停止、跳躍といった脚に負担をかける動作で引き起こされるといわれ、

ランニングやジョギング、マラソンなど、足を酷使するスポーツで起きやすいです。

ランニングを始めたばかりの人にも多いです。

〇症状

すねの下から1/3くらいの内側あたりに痛み・腫れ

すねの下の方の内側を押すと痛い(圧痛がある)

③安静にしていても痛みを感じる

〇シンスプリントの原因

・過度の運動(オーバーユース

ランニングやジャンプなどの脚に負荷がかかる動作を繰り返した際におきやすいです。
これは、運動によって骨を覆っている骨膜がダメージを受けて、炎症が起こるためとされています。

・柔軟性不足

体の柔軟性が不足しているのもシンスプリントの原因のひとつです。

筋肉が硬く柔軟性が不足していたり、スポーツに必要な筋肉が不足していたりすると、

筋肉と骨膜の付着部が強く引っ張られやすくなります。
そのため、着地の際に骨膜にかかる負担が大きくなり、シンスプリントを発症しやすくなるのです。

    

・足裏のアーチの機能低下

通常、人間の足の裏は弓なりにカーブを描くようなアーチ形状をしています。

このアーチによって作られているのが土踏まずです。

土踏まずは、着地などの衝撃を吸収するクッションの役割を果たしています。

しかし、偏平足などでアーチが潰れた状態だと、足が衝撃を吸収しきれません

脚や足首に過剰な負担がかかるようになり、シンスプリントを発症しやすくなります。

また足部の過回内も原因になって起こると考えられます。

予防の一環として、アーチサポート機能を持ち、

土踏まずを支えてくれるインソールなどを活用することがあります。

・運動による原因

ランニングの際にコンクリートなどの固い地面を走っていた

かかと部分のソールがすり減りクッション性の悪いシューズを履いていたなど、

脛や足首に負担がかかりやすくなる環境での運動も、シンスプリントの原因のひとつです。

〇治療方法

シンスプリントと疲労骨折の初期症状はよく似ていて、見分けるのは困難です。

痛みを覚えたら自己判断をするのではなく、必ず病院でレントゲンやMRI検査などを受ける必要があります。

診断の結果シンスプリントだとわかった場合、痛みがあるうちは安静にして患部を休めることが重要です。

炎症による痛みを和らげるために、アイシングで患部を冷やすのも有効です。
痛みが引いてきたら、ストレッチや筋トレなどを徐々に開始する、

(タオルギャザーなど)というのが基本的な治療方法となります。

軽度のシンスプリントだとしても、その状態で運動を続けると疲労骨折につながる恐れがあります。

痛みがある場合は無理をしないようにしましょう。

シンスプリント対策ストレッチ

・足裏をほぐすストレッチ

テニスボールのような硬めのボールを使用しましょう。140秒を目安に両足とも行ってください。
体重をかけると痛みがあまりにも強くなる場合は、ストレッチを中止してください。

・足首のストレッチ

足裏をほぐすストレッチと同様に体重をかけて足首を曲げていきます。

140秒を目安に両足とも行ってください。

こちらも体重をかけると痛みがあまりにも強くなる場合は、ストレッチを中止してください。

・ふくらはぎのストレッチ

腕立て伏せをするような体勢(プランクの体勢)からご自身の足の重みを使ってストレッチします。

こちらも140秒を目安に両足とも行ってください。

 〇まとめ

シンスプリントは完治を待てずに運動復帰→再発というサイクルを繰り返しやすい傾向があります。

まとまった休みはこのサイクルを断ち切るチャンスです。積極的に安静にしましょう。

今は痛くないという人もラン・ジャンプ系の競技をしている場合、

筋肉が固くなりやすい冬はシンスプリントになりやすくなります。

予防のためにも運動前後のケア・ストレッチをしっかり行いましょう!!